「キャンプで美味しい料理を作りたいけど、道具がたくさんあって何を選べばいいか分からない…」そんなキャンプ初心者のあなたにこそ、シングルバーナーがおすすめです。手のひらサイズのコンパクトなボディに、驚くほどの火力を秘めたシングルバーナーは、お湯を沸かすのはもちろん、簡単な調理までこれ一つでこなせる万能アイテム。
この記事では、キャンプ初心者の方でも迷わずシングルバーナーを選べるよう、選び方のポイントとおすすめのバーナーをご紹介します。これを読めば、あなたのキャンプ飯がもっと楽しく、もっと手軽になること間違いなし!

さあ、あなたもシングルバーナーで、快適なキャンプの世界へ一歩踏み出してみませんか?
シングルバーナーがキャンプ初心者に選ばれる理由

1. コンパクトで持ち運びやすい
シングルバーナーの最大の魅力は、そのコンパクトさです。手のひらサイズのものから、折りたたんで収納できるものまで多種多様。荷物が多くなりがちなキャンプでも、かさばらずに持ち運べるので、初心者でも気軽に導入できます。バックパックのちょっとしたスペースに収納できるので、ソロキャンプはもちろん、ファミリーキャンプのサブバーナーとしても活躍します。
2. 操作が簡単で安全
「火を使う道具は難しそう…」と感じるかもしれませんが、シングルバーナーの操作は驚くほどシンプルです。ほとんどのモデルが、燃料を取り付けてツマミをひねり、点火ボタンを押すだけで簡単に着火できます。また、最近のモデルは安定したゴトク設計や、不意な転倒を防ぐための工夫が凝らされており、安全性にも配慮されています。正しい使い方をすれば、初心者でも安心して料理を楽しめます。
3. 多彩な料理に対応できる
シングルバーナーは、その小さな見た目からは想像できないほどの高火力を発揮します。お湯を沸かしてカップ麺を作るのはもちろん、レトルト食品の温め、簡単な炒め物、さらにはコーヒーを淹れるためのお湯など、様々なキャンプ飯に対応できます。一つ持っていれば、キャンプでの食事の幅が格段に広がります。

ソロキャンプからファミリーキャンプまで活躍します。
シングルバーナー選びの3つのポイント

初めてのシングルバーナー選びで失敗しないために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
1. 燃料の種類で選ぶ
シングルバーナーの燃料には、大きく分けて以下の2種類があります。
ガスカートリッジ式(OD缶・CB缶)
- OD缶(アウトドア缶): 主にアウトドアブランドから販売されており、寒さに強く、安定した火力を供給できます。登山や冬キャンプなど、過酷な環境での使用に向いています。
- CB缶(カセットボンベ): 家庭用カセットコンロと同じ燃料で、スーパーやコンビニエンスストアでも手軽に購入できます。安価で入手しやすいのが魅力ですが、OD缶に比べて寒さに弱い傾向があります。
ホワイトガソリン式
- 高火力で低温に強い: ガソリンを燃料とするため、非常に高火力で、冬場の寒冷地でも安定した性能を発揮します。燃料の補充は手間がかかりますが、長期のキャンプや連泊する際に便利です。
まずは、あなたがどのようなキャンプをしたいか(季節、場所、期間など)を考え、最適な燃料の種類を選びましょう。
2. 火力と安定性
料理の幅を広げたいなら、火力は重要なポイントです。W(ワット)やkcal/h(キロカロリー/時)で表示され、数値が高いほど火力が強いことを示します。また、調理中の安定性を保つために、ゴトクの大きさや形状もチェックしましょう。大きな鍋やフライパンを使う予定があるなら、ゴトクがしっかりしていて、重心が低いモデルがおすすめです。
3. 携帯性と収納性
ソロキャンプやバックパックキャンプをメインにするなら、軽量でコンパクトに収納できるモデルが理想です。一方で、ファミリーキャンプで車移動がメインなら、多少大きくても安定性や火力重視のモデルも選択肢に入ります。収納ケースが付属しているかどうかも確認しておくと、持ち運びや保管がより便利になります。

ご自身のスタイルで使い分けることが重要です。
キャンプ初心者におすすめ!シングルバーナー10選
ここからは、上記のポイントを踏まえ、キャンプ初心者の方におすすめのシングルバーナーを10個厳選してご紹介します。Amazonや楽天で手軽に購入できる、人気のモデルばかりです。
1. SOTO アミカス SOD-320
軽量コンパクトで高出力。高温時でも低温時でも安定した火力を保つ機能、マイクロレギュレーター搭載で、寒冷地でも安定した火力を維持します。シンプルながらも信頼性の高いモデルで、初めてのOD缶バーナーに最適です。
項目 | 内容 |
---|---|
参考価格 | ¥5,000〜¥7,000程度 |
サイズ(使用時) | 約7.6×10.0×8.6cm |
重量 | 約81g |
燃料 | OD缶 |
火力 | 3.0kW (2,600kcal/h) |
2. PRIMUS(プリムス) ウルトラバーナー P-153
超軽量ながら驚異的な高火力を誇る高性能モデル。X型ゴトクで安定感があり、調理もしやすいです。登山やソロキャンプなど、極力荷物を減らしたいシーンで活躍します。
項目 | 内容 |
---|---|
参考価格 | ¥8,000〜¥10,000程度 |
サイズ(使用時) | 約7.5×7.4×8.6cm |
重量 | 約116g |
燃料 | OD缶 |
火力 | 4.2kW (3,600kcal/h) |
3. EPIgas(イーピーアイガス) REVO-3700 STOVE
耐風性に優れ、強い風の中でも安定した燃焼を保ちます。火力も十分で、初心者からベテランまで幅広い層に支持されるロングセラーモデルです。
項目 | 内容 |
---|---|
参考価格 | ¥12,000〜¥15,000程度 |
サイズ(使用時) | 約8.6×8.6×15.2cm |
重量 | 約111g |
燃料 | OD缶 |
火力 | 4.8kW (4,200kcal/h) |
4. snow peak(スノーピーク) ギガパワーストーブ 地 GS-100AR
シンプルで頑丈な構造が魅力。信頼性が高く、初めてのシングルバーナーとしても安心です。コンパクトに収納でき、携行性にも優れています。
項目 | 内容 |
---|---|
参考価格 | ¥8,000〜¥9,000程度 |
サイズ(使用時) | 約106×106×6.75cm |
重量 | 約90g |
燃料 | OD缶 |
火力 | 2.9kW (2,500kcal/h) |
5. Iwatani(イワタニ) ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
家庭用のカセットボンベ(CB缶)が使えるので、燃料の入手が非常に簡単。ゴトクが大きく安定感があるため、大きめの鍋も安心して使えます。ファミリーキャンプにもおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
参考価格 | ¥4,000〜¥6,000程度 |
サイズ(使用時) | 約15.5×15.5×12.7cm |
重量 | 約274g |
燃料 | CB缶 |
火力 | 2.7kW (2,300kcal/h) |
6. CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) オーリック小型ガスバーナーコンロ M-7900
コストパフォーマンスに優れたOD缶バーナー。コンパクトに収納でき、簡単な調理に十分な火力を発揮します。初めてのOD缶バーナーとして手軽に試したい方におすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
参考価格 | ¥3,000〜¥5,000程度 |
サイズ(使用時) | 約12.5×12.5×85cm※ダミーデータ |
重量 | 約300g |
燃料 | OD缶 |
火力 | 3.1kW (2,700kcal/h) |
7. SOTO レギュレーターストーブ ST-310
高温時でも低温時でも安定した火力を保つ機能、マイクロレギュレーター搭載で、低温時でも安定した火力を発揮。CB缶を使用するため燃料の入手が容易で、ゴトクが大きく安定感も抜群です。初心者からベテランまで幅広いキャンパーに愛される人気モデル。
項目 | 内容 |
---|---|
参考価格 | ¥6,000〜¥8,000程度 |
サイズ(使用時) | 約16.6×14.2×11.0cm |
重量 | 約330g |
燃料 | CB缶 |
火力 | 2.9kW (2,500kcal/h) |
8. Coleman(コールマン) アウトランダーマイクロストーブ PZ
コールマンの定番ガスバーナー。安定感のあるゴトクと扱いやすいシンプルな構造が特徴です。初めてのOD缶バーナーとしても選びやすい一台です。
項目 | 内容 |
---|---|
参考価格 | ¥4,000〜¥7,000程度 |
サイズ(使用時) | 約9.5×9.5×11cm |
重量 | 約200g |
燃料 | OD缶 |
火力 | 2.9kW (2,500kcal/h) |
9. Jetboil(ジェットボイル) フラッシュ
わずか100秒で0.5Lの水を沸騰させる驚異の沸騰速度が魅力。調理器具とバーナーが一体化しており、ソロキャンプや登山で手軽にお湯を沸かしたい方に最適です。
項目 | 内容 |
---|---|
参考価格 | ¥18,000〜¥20,000程度 |
サイズ(使用時) | 約10.4×10.4×16.5cm |
重量 | 約371g(ゴトク、スタビライザー、カップ含む) |
燃料 | OD缶 |
火力 | 2.6kW (2,269kcal/h) |
10. MSR ポケットロケット2
重量わずか73gと非常に軽量でコンパクトながら、高い燃焼効率を誇ります。ゴトクも安定しており、バックパックキャンプや登山で究極の軽量化を求める方に人気です。
項目 | 内容 |
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参考価格 | ¥8,000〜¥10,000程度 |
サイズ(使用時) | 約12.0×12.0×9.0cm |
重量 | 約73g |
燃料 | OD缶 |
火力 | 2.5kW (2,143kcal/h) |
シングルバーナーでキャンプ飯をもっと美味しく!

シングルバーナーがあれば、キャンプでの食事が格段に楽しくなります。たとえば、朝食に淹れたてのコーヒーと焼きたてのホットサンド、昼食には熱々のパスタ、夜にはスキレットを使ったアヒージョなど、アイデア次第で様々なメニューに挑戦できます。
紹介したシングルバーナーは、どれもキャンプ初心者の方でも扱いやすく、信頼性の高いものばかりです。ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりのシングルバーナーを見つけて、次回のキャンプで最高のキャンプ飯を楽しんでください!

今すぐお気に入りのシングルバーナーを見つけて、あなたのキャンプライフをより豊かにしませんか?